広告(PR)|介護の求人サポート診断/運営:tsukurou.com
トップへ
働き方

介護の夜勤専従の実際|月何回・給料・きつさを、データで正直に解説

「夜勤専従って、少ない日数でしっかり稼げるって本当?」——そう思って求人を眺めている人に向けて書いています。わたしは介護職の転職サポートの仕事をしていて、夜勤専従を選んだ人がどんな条件で働き出すのか、そしてどこでつまずくのかを日々見ています。看護師の母のそばで夜勤の話も聞いて育ったので、いい面も大変な面も、両方を前提に話します。ここは公的な調査データを使って、できるだけ正直に整理します。

先に結論夜勤専従は、少ない出勤日数で収入を確保しやすい働き方です。ただし「1回いくら」ではなく時給換算で見ること、そして昼夜逆転や拘束時間という負担を織り込んで選ぶこと。この2つを押さえれば、夜勤専従はかなり戦略的な選択肢になります。

まず、月に何回働くのか

いちばん気になるのは勤務回数ですよね。夜勤専従というと「毎日夜に働く」イメージがあるかもしれませんが、実際は違います。介護の夜勤は、施設の約9割が2交代制(1回16時間前後)を採用していて(日本医労連の調査でも2交代47.3%に対し3交代8%)、この2交代では夜勤明けとその翌日が休みになるのが基本です。

だから、たくさん入りたくても物理的に上限があります。週2〜3回のペースになり、月8〜10回前後が現場での目安です。法律上も、16時間勤務は変形労働時間制のもとで週の労働時間を40時間以内に収める必要があり、月144時間や週72時間といった施設内ルールを設けているところも多い。「稼ぎたいから月20回」とはならない仕組みなんです。

2交代制の夜勤専従の勤務回数は 月8〜10回前後が目安。
夜勤明け+翌日が休みになるため、週2〜3回に自然と収まる。
出典:日本医労連「介護施設夜勤実態調査」ほか

「少ない日数で高収入」は、どこまで本当か

ここが本題です。夜勤専従が高収入といわれる理由は明確で、夜勤には手当と割増賃金が上乗せされるからです。まず法律の話をすると、22時〜翌5時の勤務には最低25%の深夜割増が必ず付きます。これは施設の任意ではなく、法で義務づけられたもの。そこに施設ごとの夜勤手当が加わります。

夜勤手当の相場は1回5,000〜8,000円ほど(日本医労連の調査では正社員の16時間夜勤で平均6,365円)。この手当と時給を合わせると、夜勤1回あたりの単価は2.0〜3.5万円が目安になります。月8〜10回として、月収は25〜35万円、年収でおよそ350万円〜。日勤中心の働き方と比べて、月3〜4万円ほど上乗せになる傾向です。

夜勤手当の相場:1回5,000〜8,000円/夜勤1回の単価:2.0〜3.5万円
月収の目安:25〜35万円(月8〜10回の場合)
出典:日本医労連「介護施設夜勤実態調査」、厚生労働省(深夜割増賃金)

もうひとつ効いてくるのが資格です。ある求人サイトの集計では、資格別の平均給与は無資格が約26.9万円、初任者研修修了で約30.0万円、介護福祉士で約33.1万円。夜勤専従では資格による1回単価の差がさらに開きやすく、同じ夜勤でも介護福祉士は無資格より単価が1〜2万円高い、という求人も見られます。稼ぎを伸ばすなら、資格が素直に効いてくる領域なんです。

執筆者ノエル
💡 ノエルの着眼点|「夜勤1回いくら」ではなく「時給換算」で見る
同じ「夜勤1回◯円」でも、勤務時間で価値はまるで変わります。

求人票の「夜勤1回15,000円」——一見わるくない数字ですよね。でも、ここで止まらないでほしいんです。それが16時間拘束なら、時給に直すと1,000円を切ることもある。逆に「1回20,000円」でも8時間なら時給2,500円です。だから見るべきは1回の金額ではなく、拘束時間で割った時給のほう。求人を比べるときは、必ず「これは何時間ぶんの金額か」を確認するクセをつけてください。1回単価の大きさに引っぱられず、時給と夜勤手当の内訳まで見れば、本当に割のいい職場が見分けられますよ。

2交代と3交代、どちらが向いている?

夜勤には大きく2つの形があります。自分の体力とライフスタイルで、向き不向きが分かれます。

2交代(16時間前後)3交代(8時間前後)
1回の拘束長い(仮眠あり)短い
出勤回数少ない(月8〜10回)多くなりやすい
明けの休み明け+翌日が休みになりやすい比較的細切れ
主流度施設の約9割がこちら採用は限定的

※一般的な傾向です。勤務時間・シフトは施設により異なります。

まとめると、出勤日数を減らして、まとまった休みが欲しいなら2交代。1回の長時間拘束がしんどい、生活リズムを細かく保ちたいなら3交代、という選び方になります。ただ現実には施設の約9割が2交代なので、選択肢としては2交代が中心になる、と思っておくといいでしょう。

正直に言う、夜勤専従の「大変なところ」

いい面ばかり書くのはフェアじゃないので、負担もはっきり書きます。ここを知らずに始めると「思っていたのと違う」になりやすい部分です。

ここは中立に。夜勤専従には、次のような負担があります。ひとつ、昼夜逆転による体への負担——日中の睡眠は浅くなりやすく、疲れが抜けにくい人もいます。ふたつ、1回16時間前後という拘束の長さ。仮眠はあっても、コール対応や急変が重なると休めないこともある。みっつ、夜間は職員が少ないこと。特に特養やグループホームは夜間に看護師が不在のことが多く、体調の急変対応を介護職が担う場面もあります(老健や介護医療院は看護師が常駐する傾向)。加えて、夜勤専従は非正社員(パート・派遣)の求人が多い点も、収入の安定性という観点では知っておきたいところです。

だからこそ、こう選ぶ

負担がある働き方だからこそ、選び方で差がつきます。ポイントは3つ。ひとつ、さっきの着眼点どおり時給換算で比べること。ふたつ、夜間の職員体制(何人で回すか、看護師の有無)を確認すること。負担と安全に直結します。みっつ、処遇改善加算を取得しているかを見ること——1本目の記事でも触れましたが、これは待遇改善に取り組む施設のサインになります。この3つを求人票と面談で確かめれば、夜勤専従の「割のよさ」を安全に取りにいけます。

とはいえ、これらの内訳は求人票だけでは読み取りにくいことも多い。夜間の人数や手当の細かい条件は、実際に聞いてみないと分からない部分です。そこで、あなたの希望に合う夜勤専従の求人を整理するための簡単な診断を用意しました。

夜勤専従の求人を、30秒で診断

希望の働き方とエリアを選ぶだけ。あなたに合う無料の求人サポートをご案内します。夜勤の条件は、プロに直接聞くのが確実です。

\ 無料・30秒で /自分に合う働き方を診断する

※無資格・未経験・ブランクありの方も対象。お住まいの地域に応じてご案内します。

最後に

夜勤専従は、「少ない日数でしっかり収入を得たい」「まとまった休みが欲しい」という人には、理にかなった働き方です。深夜割増と夜勤手当という制度的な裏づけがあるぶん、選び方さえ間違えなければ効率よく稼げる。大事なのは、1回の金額ではなく時給で見て、夜間の体制まで確かめること。数字の見方さえ持っておけば、夜勤専従はあなたの生活に合わせて収入を組み立てられる、頼れる選択肢になります。まずは無料の求人サポートで、条件のいい夜勤求人を並べて比べるところから始めてみてください。

参考データ(出典)
・日本医労連(日本医療労働組合連合会)「介護施設夜勤実態調査」(夜勤形態・回数・夜勤手当)
・厚生労働省「割増賃金」関連資料(深夜22時〜翌5時の25%以上の割増)
・介護分野の求人・給与に関する各種集計(資格別平均給与・夜勤1回単価の目安)
※本文中の金額・回数は上記調査等に基づく概況です。手当・単価・体制は施設形態・地域・時期・雇用形態により異なります。最新の詳細は各公式資料および応募先の条件をご確認ください。